タレントのリストラ、芸能事務所の縮小だと、当たり前だよね

コロナの影響で減収した企業が増え、地上波テレビ局のCM収入がさらに減るのではないかとのこと。

ただでさえ、テレビからネットへの広告に多くのスポンサーがシフトしている状況。

テレビ業界は深刻だと思う。

今は、番組を安価に制作できると言われている内容、食べ歩きだの、YouTubeなどのネット上の動画をスタジオで見るなどで何となく番組をつないでいる。

まあ、他力本願の内容。

番組の制作費を削るとしたら後はキャストってことになる。

比較的若い芸能人、宣伝のために出る芸能人、ユーチューバー、がキャスティングされているのは人件費の圧縮にあるからだろう。

画面の中に人がたくさんいるってのはとても賑やかに見える。

その他のセットがどれだけ豪華なことより、人がたくさんいるということは楽しそうな雰囲気を出すのにとても効果的に作用すると考えている。

無駄そうにたくさんいる出演者はけして無駄ではない。一言も面白いことをしゃべらないとしてもね。もちろん、同じギャラなら達者な人が重宝されることになるのはどんな業界でも同じ事でしょう。

とはいえ、コロナの影響（密回避）もあり番組内の人数も減ってきているように見えます。

今より人を減らすと司会者しか残らない。

それではつまらなそうに画面では見えてしまうから、人数は減らさないで人件費を減らすとなればギャラの高い人を削るって事になる。

ギャラの高い芸能人をキャストから外す。

ギャラの高い芸能人が先頭切って自分のギャラを下げる。

さて、どうなるでしょうね。

どちらにしろテレビ局から事務所に支払われるギャラが減りますから、芸能事務所は縮小ですね。

いつの頃からでしょう、映画を見て、「これは映画館でなくて、テレビの2時間枠で十分ではないか」と思うような映画が増えているように感じる。

それと同じ事がテレビとYouTubeに起きていて、これわざわざテレビ局が制作してるの？というテレビ番組が多いと感じる。

YouTubeで流せば良いんじゃないって思う。

映画から人気者がでてきた時代からテレビから人気者、そして今ではYouTubeから人気者が出てくる。

映画俳優と言われていたような人がテレビに出だした時代があったように、テレビタレントがユーチューバーになっている。

広告料、タレント、もちろん視聴者もYouTubeに移っていくばかり。

テレビっ子の自分からしたら、テレビにもがんばって頂きたい。

企画台本の人やカメラマンなどの裏方から画面に映る演者、すべてのテレビ番組を作っている方々に気概を見せてもらいたい。

制作に使えるお金が無いことを言い訳にせず、面白いものを作ることをぜひ目指してほしい。

それができないなら、近い将来テレビは通販番組をただ流すだけの機械になるよ。